デジタル大辞泉 「魂結び」の意味・読み・例文・類語 たま‐むすび【▽魂結び】 魂がからだから浮かれ出るのを結びとどめるまじない。また、「袋草紙」によると、人魂に出会ったときは、「魂は見つ主は誰とも知らねども結びとどめよ下がひのつま」という歌を三度唱え、男は左、女は右の褄つまを結び、3日後にこれを解く風習があったという。「思ひあまり出でにし魂のあるならむ夜ふかく見えば―せよ」〈伊勢・一一〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例