三度(読み)サンド

デジタル大辞泉の解説

さん‐ど【三度】

[名]
3回。みたび。「三度の飯」
三度飛脚」の略。
三度笠」の略。
[接尾]名詞に付いて意味を強める。
「途中―で出逢うても」〈伎・太鼓音智勇三略

み‐たび【三度】

3回。さんど。「三度試みる」
何度も。たびたび。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

さんど【三度】

[1] ( 名 )
みたび。三回。 「 -の食事」
〘音〙 音程の一。短三度、長三度、短三度より半音狭い減三度、長三度より半音広い増三度がある。
「三度飛脚」の略。 「そちが商売は-でないか/浄瑠璃・冥途の飛脚
( 接尾 )
名詞に付いて、意味を強める。 「縄でもくびれ込んで間違ひ-のある時は/歌舞伎・加賀鳶」

みたび【三度】

三回。さんど。 「 -挑戦する」
数の多いことをいう。幾度も。何度も。 「 -己を省みる」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

さん‐ど【三度】

[1] 〘名〙
① 三回。みたび。
※大鏡(12C前)四「御賀茂詣の日は、社頭にて三度の御かはらけさだまりて参らするわざなるを」
② 西洋音階で、ある音を一番目とし、それから三番目の音との間の音程。半音を含むか否かにより短三度、長三度、さらに協和、不協和により純正三度、平均律三度の別がある。
※雑俳・ちゑぶくろ(1709)「いそいだり相場を羽にとぶ三度」
※雑俳・川柳評万句合‐明和三(1766)仁五「さんど着た年増がおんど上手なり」
[2] 〘接尾〙 名詞に付けて意味を強める。
※歌舞伎・太鼓音智勇三略(酒井の太鼓)(1873)序幕「途中さんどで出逢うても、手出しをしては相成らぬと」

み‐たび【三度】

〘名〙 三回。さんど。
※躬恒集(924頃)「こころあらばみたびてふたびなくこゑをいとどわびたる人にきかすな」

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