新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鮎川十糸子」の解説
鮎川 十糸子
アユカワ トシコ
- 職業
- 女優
- 本名
- 西川 寿美
- 生年月日
- 大正11年 5月28日
- 出生地
- 大阪府 大阪市東区本町
- 学歴
- 四条畷高女卒
- 経歴
- 東宝京都の俳優養成所に学び、昭和16年東宝東京撮影所に転じて石田民三監督の「をり鶴七変化」に抜擢される。石田監督、マキノ正博監督の作品に多く出演したが、18年大阪に戻り松竹京都に入社。以後、鮎川十糸子の芸名を名乗り、25年「七つの宝石」では大阪志郎と日本初のベッドシーンを演じて評判になった。その後、多くの松竹京都作品に出演したが、33年「呪いの笛」を最後に松竹を退社。以後テレビ界に移り、また喫茶店と食事処の経営を始めた。しかし次第に舞台出演が増え、50年店を手離した。
- 没年月日
- 平成19年 4月6日 (2007年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報