世界の観光地名がわかる事典 「鮑石亭址」の解説 ぼうせきていあと【鮑石亭址】 韓国南部のキョンサンプクト(慶尚北道)キョンジュ(慶州)市にある、新羅時代の離宮跡。市街の南にあるナムサン(南山)の麓にある。現在は、アワビ(鮑)の形をした石の溝の遺構だけが残された、木々が茂る静かな公園になっている。ここでは新羅時代、歴代の王が宴を開いた場所で、この鮑石の溝に水を流し、流觴曲水(盃を浮かべて漢詩を詠む遊び)を行ったといわれている。◇「ポソクジョンジ」とも読む。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報