出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
14~15世紀に沖縄本島南部に成立した王権。中国の史書は山南と記す。起源は伝承に彩られるが,14世紀後半に島尻大里城(おおざとぐすく)(現,沖縄県糸満市)を拠点に島尻一帯を支配。中山に続き,1380年承察度(しょうさっと)が明の冊封をうけ琉球国山南王となり,以後盛んに進貢貿易を展開。他魯毎(たろまい)王のとき中山王尚巴志(しょうはし)に攻められ1429年滅亡。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
「チーリエン(祁連)山脈」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…また秦嶺全体をいう場合もある。その名は西安すなわち長安の南にあたることに由来し,関中盆地では,渭河以北の北山に対し南山とも称する。標高2000~2900m。…
…中国,陝西省南部を東西によこぎる断層山脈。平均標高2000~3000m,最高峰の太白山(3767m)をはじめ,《詩経》にみえる終南山,玉泉山などの山峰がある。渭河と漢水の分水嶺をなし,北側は急峻な断層崖のため,古来,渭水盆地では〈南山〉と称し〈九州の名阻,天下の険峻〉とよんだ。…
…標高836m。ソウル盆地をとり囲んでいる山脈中の主峰であり,屹立する岩肌の山頂が市街地からまのあたりに望まれ,市の南部にある南山(265m)とともにソウルの象徴的存在とされている。白雲台,仁寿峰等岩場での岩登り,四方から山頂へ至るハイキングコース,山麓には祥雲寺,僧加寺等の寺院,プールや遊園地が散在し,ソウル市民のかっこうの行楽地として親しまれている。…
…県の製造品出荷額の割合は一般機械が23%,電気機器が17%など(1995)である。
[国中,西山中,東山中,奥,南山の5地域]
奈良県は中央構造線を境に北部と南部に二分されるが,さらに自然条件や歴史,産業,商圏の違いも考えあわせて北部を国中(くんなか)(奈良盆地),西山中(にしさんちゆう)(生駒・金剛山地),東山中(笠置山地),奥(宇陀・竜門山地)に四分し,これに南部の南山(なんざん)(吉野山地)を合わせて5地域とする。(1)国中 奈良盆地のほぼ全域にあたり,面積は県域の約1/10にすぎないが,古代以来大和国随一の平地として中心的な地位を占めてきたため,現在もこの称がある。…
…按司は〈ぐすく(城)〉と称する城塞を築造して抗争し,12世紀末から13世紀には舜天,英祖などの強大な按司が出現し,14世紀に入ると沖縄本島を中心に〈三山(さんざん)〉と呼ばれる小国家が出現した。北部には今帰仁(なきじん)城を拠点とする〈山北(さんほく)(北山)〉が,中部には浦添(うらそえ)城(のちに首里(しゆり)城)を拠点とする〈中山(ちゆうざん)〉が,南部には島尻大里(しまじりおおざと)城(一時は島添(しまそえ)大里城)を拠点とする〈山南(さんなん)(南山)〉が割拠して互いに覇を競った。 1372年中山王察度(さつと)は中国に誕生した明朝の太祖洪武帝の招諭を受け入れて初めて入貢し,その冊封(さくほう)体制の一員となった。…
※「南山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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