鮟肝(読み)アンキモ

デジタル大辞泉 「鮟肝」の意味・読み・例文・類語

あん‐きも【×鮟肝】

アンコウ肝臓。塩ゆでして水にさらし、薄切りにして、わさび醤油で食べたり、味噌あえにしたりする。

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精選版 日本国語大辞典 「鮟肝」の意味・読み・例文・類語

あん‐きも【鮟肝】

  1. 〘 名詞 〙 鮟鱇(あんこう)の肝臓。酒の肴などに珍重される。
    1. [初出の実例]「鰺のたたきとあんきもを註文したみたいに」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉アテンド悲歌)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「鮟肝」の解説

あんきも【鮟肝】

あんこうの肝臓。またこれを蒸した料理。もみじおろしやあさつきを添え、ポン酢しょうゆをかけることが多い。酒の肴(さかな)として好まれる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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