「鮟鱇」は古い漢籍には見えず、アンカウの語源も未詳。文明本などの諸節用集では、①の意味には「鮟鱇」、④の意味には「暗向」が専ら用いられているが、「暗向 アンガウ 魚」〔元亀本運歩色葉〕からは、この二つが通用してもいたことがうかがえる。中国では、形が琵琶に似るところから「琵琶魚」とも表記される。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...