鯏浦村(読み)うぐいらむら

日本歴史地名大系 「鯏浦村」の解説

鯏浦村
うぐいらむら

[現在地名]弥富町鯏浦

西は五之三ごのさん村、北は荷之上にのうえ村に接する。元亀元年(一五七〇)すでに存在した市江島いちえじま(現弥富町・佐屋町の一部)の古い水郷村(「市江祭記」服部弥兵衛家蔵)。「徇行記」によれば、概高四六九石余のうち一九一石余は藩士六人の給知。田は二三町八反九畝余、畑は五町八畝余。「寛文覚書」に戸数二四六、人数一千二一〇、馬数九九とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android