鯨羊羹(読み)くじらようかん

精選版 日本国語大辞典 「鯨羊羹」の意味・読み・例文・類語

くじら‐ようかんくぢらヤウカン【鯨羊羹】

  1. 〘 名詞 〙 白練り羊羹表面に、薄い黒羊羹をのせて合わせたもの。鯨の表皮の黒と脂肪の白が接するさまに似ているところからいう。

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デジタル大辞泉プラス 「鯨羊羹」の解説

鯨羊羹〔広島県〕

広島県尾道市の名物菓子。黒と白の二層の蒸し羊羹で、鯨の脂皮の食材を模している。

鯨羊羹〔宮崎県〕

宮崎県宮崎市佐土原町の名物菓子。米粉を練って蒸し、小豆餡をはさんだもの。

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