鯨虱(読み)くじらじらみ

精選版 日本国語大辞典 「鯨虱」の意味・読み・例文・類語

くじら‐じらみくぢら‥【鯨虱】

  1. 〘 名詞 〙 端肺目クジラジラミ科の甲殻類総称クジラ類体表に寄生する。体長一センチメートル内外で、体は背腹に著しく扁圧される。後方の脚が太くて短く、末節鉤爪(かぎづめ)状となっている。体色は白・乳白・淡黄・赤褐・黒褐色などあり、ホソクジラジラミ、マルクジラジラミ、ヒメクジラジラミなどの種類がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む