鉤爪(読み)カギヅメ

精選版 日本国語大辞典 「鉤爪」の意味・読み・例文・類語

かぎ‐づめ【鉤爪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 哺乳動物の爪の一形態。幅が長さに比べて狭く、下の方に曲がっている爪。鳥類の爪も同じ形であるためこう呼ばれることもあるが、本来は霊長類の一部に見られる平爪(ひらづめ)に対して、その他の獣の爪をいう語。
  3. 昆虫クモ類あし先端に一~三本あるかぎ状の小突起。爪。

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普及版 字通 「鉤爪」の読み・字形・画数・意味

【鉤爪】こうそう(さう)

鋭い爪。晋・左思〔呉都の賦〕烏の族、犀(さいじ)の黨り。鉤爪鋸、自ら鋒穎をす。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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