鳥小堀村(読み)とうんじゆむいむら

日本歴史地名大系 「鳥小堀村」の解説

鳥小堀村
とうんじゆむいむら

[現在地名]那覇市首里鳥堀町しゆりとりほりちよう一―五丁目

赤田あかた村の北、首里台地東端にあるべんヶ岳と首里城の間に位置し、南風ふえー之平等の東端で、かつ首里三平等の東端にあたる。トゥンジュムイといい、赤田村・崎山さちやま村とともに首里三箇さんかとよばれた。首里古地図には八〇の屋敷地のほか、北側・東側には田畠がみえる。北側の田は同規模のものが東西に連なっている。「弁ノ大嶽」「弁ノ小嶽」も記され、ほかに智福ちふく院・浄聖じようせい庵・瓦慈照じしよう庵・福寿ふくじゆ庵、真嘉比まかぴ川に架かるみー橋と思われる橋も確認できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android