福寿(読み)フクジュ

デジタル大辞泉 「福寿」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じゅ【福寿】

幸福で長命であること。

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精選版 日本国語大辞典 「福寿」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じゅ【福寿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 幸せで長命なこと。幸福と長寿
    1. [初出の実例]「此、現世の福寿を願ふに非ず、偏に後世(ぼだい)の為也」(出典今昔物語集(1120頃か)一三)
  3. ふくじゅそう(福寿草)」の略。
    1. [初出の実例]「福寿の花の雪を破りて咲初めしより」(出典:談義本・艷道通鑑(1715)三)

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「福寿」の解説

ふくじゅ【福寿】

兵庫日本酒。酒名は、七福神のひとつ「福禄寿」に由来し、富と長寿に恵まれるようにとの願いを込めて命名大吟醸酒純米吟醸酒吟醸酒純米酒本醸造酒などがある。全国新酒鑑評会で受賞実績多数。原料米は山田錦、北錦、五百万石など。仕込み水は灘の「宮水」。蔵元の「神戸酒心館」は宝暦元年(1751)創業所在地は神戸市東灘区御影塚町。

ふくじゅ【福寿】

福島の日本酒。製造元は「福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター」。所在地は会津若松市一箕町大字鶴賀字下柳原。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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