日本歴史地名大系 「鳥田目堰」の解説 鳥田目堰とりためせき 秋田県:本荘市鳥田目村鳥田目堰石沢(いしざわ)川の鳥田目から取水し、旧小友(おとも)郷まで約一〇キロを流れ、分水する支堰も多く、灌漑面積は約二七〇ヘクタール。石沢川から分水する一二の用水堰のうち最大のもの。分水に際し紛争があったらしく、享保一七年(一七三二)に取決めが行われ、それを石沢郷と子吉(こよし)郷の間で確認した元治元年(一八六四)の分水帳(石沢地区郷土史資料)が残されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by