連名(読み)れんみょう

精選版 日本国語大辞典 「連名」の意味・読み・例文・類語

れん‐みょう ‥ミャウ【連名・連苗メウ

〘名〙 (「みょう」は「名」の呉音)
随筆・窓のすさみ(1724)二「日々連苗(レンメウ)の注状老中へ上(たてまつ)り」
※浄瑠璃稽古穴捜伊呂波歌(1830‐44頃)「連名(レンミャウ)は上の下のと争うて語る段には風をひいたけ」

れん‐めい【連名】

〘名〙
① 二人以上が名をつらねること。姓名をならべ記すこと。れんみょう。
泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉二「請願状を呈するは一名にても可なり、連名にても可なり」 〔漢書‐霍光伝〕
氏名上位から下位一覧にしたもの。れんみょう。
洒落本・意気客初心(1836)下「鎮西八郎楊弓場の連名(レンメイ)には為朝(いてう)さんと喚れしといへり」

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デジタル大辞泉 「連名」の意味・読み・例文・類語

れん‐めい【連名】

二人以上の人が姓名を並べて書くこと。れんみょう。「連名声明を出す」
[類語]共同合同協同連携提携共有共用催合もやタイアップ協力協賛参与チームワーク共催関与名を連ねる

れん‐みょう〔‐ミヤウ〕【連名】

れんめい(連名)

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普及版 字通 「連名」の読み・字形・画数・意味

【連名】れんめい

連署。〔漢書、霍光伝〕元元年、昭じ、嗣(な)し。~昌邑王賀をふ。位して、行ひ亂なり。~光、群臣名して王に奏す。

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