鳥羽の火祭り

デジタル大辞泉プラス 「鳥羽の火祭り」の解説

鳥羽の火祭り

愛知県西尾市(旧・幡豆町)の鳥羽地区に伝わる民俗行事。鳥羽神明社で2月の第2日曜日(かつては旧暦1月7日)に行われる正月神事。地区を東西にわけて「すずみ」と呼ばれる大松明の炎の中からご神木と一年の12ヶ月を表すという十二縄を取り出す早さを競い、その年の豊凶を占う。「福地(ふくじ)」と呼ばれる西側が勝てば豊作、「乾地(かんじ)」と呼ばれる東側が勝てば日照りになるとされる。2004年、国の重要無形民俗文化財に指定。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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