福地(読み)ふくち

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

福地
ふくち

青森県南東部、三戸郡(さんのへぐん)にあった旧村名(福地村(むら))。現在は南部町(なんぶちょう)の北東部を占める地域。1955年(昭和30)地引(じびき)、田部(たべ)の2村が合併して成立。2006年(平成18)、三戸郡南部(なんぶ)町(まち)、名川(ながわ)町と合併して町名を南部町とした。第三セクター青い森鉄道(旧JR東北本線)、国道4号、104号が通じる。中央部を馬淵(まべち)川が流れ、沿岸に耕地が広がる。純農村地帯で、米、ニンニク、リンゴ、雑穀、サトウダイコンなどを産する。鎌倉時代には幕府が牧を設け、以来馬産地として栄えた。隣接する八戸(はちのへ)市のベッドタウン化が進み、また野菜の供給地として期待されている。

[横山 弘]

『『福地村郷土誌』(1973・福地村)』

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精選版 日本国語大辞典の解説

ふくち【福地】

姓氏の一つ。

ふく‐ち【福地】

〘名〙 (「ふくぢ」とも)
① 神仙のすむ地。天上界。極楽。洞天福地(どうてんふくち)。〔王融‐三月三日曲水詩序〕
② すぐれた地。福相をもった地。そこに住み、また、そこで事を起こすのによい地。
※神皇正統記(1339‐43)中「誠に王気相応の福地たるにや」

ふく‐じ ‥ヂ【福地】

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

福地
ふくち

青森県南東部,南部町北東部の旧村域。北上高地北端にあり,中央部を馬淵川が貫流する。 1955年田部村,地引村が合体して成立。 2006年南部町,名川町と合体して南部町となった。鎌倉時代には幕府牧場があり,ウマの産地として開けた。野菜リンゴなどを産する。

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