鳶に油揚を攫われる(読み)とびにあぶらあげをさらわれる

精選版 日本国語大辞典 「鳶に油揚を攫われる」の意味・読み・例文・類語

とび【鳶】 に 油揚(あぶらあげ)を攫(さら)われる

  1. 思いがけず横あいからたいせつなものを奪われる。当然自分のものになると思っていた物を、不意に横取りされて呆然とするさまにいう。鳶に掛けらる。
    1. [初出の実例]「梅幸退座の後は闇夜に燈を失ひ鳶(トビ)に油上げをさらわれし贔負の思ひ」(出典滑稽本・俄じゃ俄じゃ(1780))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む