鳶に油揚を攫われる(読み)とびにあぶらあげをさらわれる

精選版 日本国語大辞典 「鳶に油揚を攫われる」の意味・読み・例文・類語

とび【鳶】 に 油揚(あぶらあげ)を攫(さら)われる

  1. 思いがけず横あいからたいせつなものを奪われる。当然自分のものになると思っていた物を、不意に横取りされて呆然とするさまにいう。鳶に掛けらる。
    1. [初出の実例]「梅幸退座の後は闇夜に燈を失ひ鳶(トビ)に油上げをさらわれし贔負の思ひ」(出典滑稽本・俄じゃ俄じゃ(1780))

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