鴨自物(読み)かもじもの

精選版 日本国語大辞典 「鴨自物」の意味・読み・例文・類語

かも‐じもの【鴨自物】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じもの」は「のようなもの」の意の接尾語 ) 鴨のようなもの。多く、鴨というもののようにの意で、副詞的に「浮く」「浮寝」などの語を修飾する。
    1. [初出の実例]「可母自毛能(カモジモノ)浮寝をすればみなのわたか黒き髪に露そ置きにける」(出典万葉集(8C後)一五・三六四九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む