鶯の子(読み)うぐいすのこ

精選版 日本国語大辞典 「鶯の子」の意味・読み・例文・類語

うぐいす【鶯】 の 子(こ)

  1. その年にかえった鶯の雛(ひな)。冬の頃、平地に下りて来て、チャッチャッと鳴く。笹子(ささこ)。《 季語・冬 》
  2. 鶯が仮親として育てる時鳥(ほととぎす)の子。
    1. [初出の実例]「うぐひすのこになりにける時鳥、いづれの音(ね)にか鳴かんとすらん」(出典:今鏡(1170)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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