鶴は病みき(読み)ツルハヤミキ

デジタル大辞泉 「鶴は病みき」の意味・読み・例文・類語

つるはやみき【鶴は病みき】

岡本かの子短編小説。昭和11年(1936)「文学界」誌に発表。登場人物の麻川荘之助は、芥川竜之介モデルとしている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鶴は病みきの言及

【岡本かの子】より

…29年から4年間は一家をあげて外遊。帰国後,小説に専心し芥川竜之介をモデルにした《鶴は病みき》(1936)で作家的出発を果たした。代表作に《母子叙情》(1937),《老妓抄》(1938),《河明り》など。…

※「鶴は病みき」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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