鶴木山村(読み)つるぎやまむら

日本歴史地名大系 「鶴木山村」の解説

鶴木山村
つるぎやまむら

[現在地名]芦北町鶴木山

八代海に面した半農半漁村で、東は計石はかりいし村に接する。かつて鶴の飛来地だったため、鶴来山と記したという。寛永郷帳に高二九二石五斗余とある。寛永一六年(一六三九)の葦北郡地侍御知行割帳(徳富文書)にも村名があり、佐敷手永に属した。文化一〇年(一八一三)の佐敷手永村々高附帳(熊大図書館蔵)に「木山村」とあり、高八〇石七斗余、物成高三九石九斗余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android