鹿火(読み)かひ

精選版 日本国語大辞典 「鹿火」の意味・読み・例文・類語

か‐ひ【鹿火】

  1. 〘 名詞 〙 鹿(しか)、猪(いのしし)などの獣の害を防ぐために、田畑でたく火。
    1. [初出の実例]「あしひきの山田守る翁(をぢ)置く蚊火(かひ)の下焦れのみあが恋ひ居らく」(出典万葉集(8C後)一一・二六四九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む