鹿火(読み)かひ

精選版 日本国語大辞典 「鹿火」の意味・読み・例文・類語

か‐ひ【鹿火】

〘名〙 鹿(しか)、猪(いのしし)などの獣の害を防ぐために、田畑でたく火。
万葉(8C後)一一・二六四九「あしひきの山田守る翁(をぢ)置く蚊火(かひ)の下焦れのみあが恋ひ居らく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android