鹿蔵(読み)しかぞう

精選版 日本国語大辞典 「鹿蔵」の意味・読み・例文・類語

しかぞうしかザウ【鹿蔵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 下人通名下男通称
    1. [初出の実例]「此題や請取(うけとり)わたす駒むかへ〈宗静〉 染ぬる筆も秋の鹿蔵〈一礼〉」(出典:俳諧・生玉万句(1673))
  3. ( 「はなしか(咄家)」の「しか」に、人名によくある「ぞう」を付けて、人名のようにいったもの ) 落語家。はなしか。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む