麦扱(読み)むぎこき

精選版 日本国語大辞典 「麦扱」の意味・読み・例文・類語

むぎ‐こき【麦扱】

  1. 〘 名詞 〙 刈り取った麦の穂から実をこき取ること。また、その道具。古くは、鉄や竹の歯があって、櫛に似た形をしていたもの。現在は回転式の脱穀機が使われる。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「麦扱や暫く曇る塀の先〈非群〉」(出典:俳諧・類題発句集(1774)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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