麻葉表紙本(読み)あさのはひょうしぼん

精選版 日本国語大辞典 「麻葉表紙本」の意味・読み・例文・類語

あさのはひょうし‐ぼんあさのはヘウシ‥【麻葉表紙本】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、麻の葉の模様表紙とした絵本。赤刷り、藍刷りの二種があり、赤は大人向き、藍は子供向き。明和安永一七六四‐八一)頃はじまり、文化・文政(一八〇四‐三〇)頃盛んに行なわれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android