…現在最も有効な治療は光凝固(ひかりぎようこ)であり,蛍光漏出部を凝固・瘢痕(はんこん)化させることで罹病期間の短縮,再発防止が可能である。上記のものがこの病気の定型で,日本では〈増田型〉とも呼ばれるものであるが,類型として,20代の女子に発症し脈絡膜に新生血管ができる滲出性中心性網膜炎exudative central retinopathy,老人性または遺伝性黄斑変性macular degenerationの一時期などがあるが,いずれも視力障害が強く,予後不良である。【小林 義治】。…
※「黄斑変性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...