黄水(読み)オウスイ

デジタル大辞泉 「黄水」の意味・読み・例文・類語

おう‐すい〔ワウ‐〕【黄水】

《「おうずい」とも》嘔吐おうとのとき胃から出る、胆汁を含んだ黄色い液。きみず。

き‐みず〔‐みづ〕【黄水】

おうすい(黄水)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黄水」の意味・読み・例文・類語

おう‐ずいワウ‥【黄水】

  1. 〘 名詞 〙 胃から吐きもどす、胆汁の混じった黄色の水。きみず。苦汁
    1. [初出の実例]「従者ども『大かたとかく申に及ばず』とて、黄水をつきあひたり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一五)

き‐みず‥みづ【黄水】

  1. 〘 名詞 〙 胃から吐きもどす、黄緑色の胆汁。おうすい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android