黄泉つ(読み)ヨモツ

デジタル大辞泉 「黄泉つ」の意味・読み・例文・類語

よも‐つ【黄泉つ】

[連語]《「よも」は「よみ(黄泉)」の音変化。「つ」は「の」の意の格助詞名詞の上に付いて、その語が黄泉よみ関係のあることを表す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黄泉つ」の意味・読み・例文・類語

よも‐つ【黄泉つ】

  1. 〘 連語 〙 ( 「よも」は「よみ」の変化したもの。「つ」は「の」の意の古い格助詞 ) 黄泉(よみ)の。黄泉の国の。名詞の上に付いて、それがよみの世界のものであることを表わす。「よもつ国」「よもつ醜女(しこめ)」など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android