黄金の馬車

デジタル大辞泉プラス 「黄金の馬車」の解説

黄金の馬車

1953年製作のフランス・イタリア合作映画。原題《Le carrosse d'or》。監督:ジャン・ルノワール、出演:アンナ・マニャーニ、オドアルド・スパダーロ、ポール・キャンベルほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の黄金の馬車の言及

【トリュフォー】より

…バザンのすすめで1951年に創刊された映画批評誌《カイエ・デュ・シネマ》に筆をとり,また週刊誌《アール》の映画批評欄でも,当時のフランス映画の〈名匠〉たちを否定するしんらつな筆をふるって〈フランス映画の墓掘り人〉とあだ名された。58年,ジャン・ルノアール監督の《黄金の馬車(ル・キャロッス・ドール)》から名まえをとった映画製作会社レ・フィルム・デュ・キャロッスを興し,短編《あこがれ》を発表(以後,作品はすべてこの自分の会社によって製作し,作家の独立性を守った)。つづく《大人は判ってくれない》はカンヌでグランプリを受賞し,同じ年に監督デビューしたジャン・リュック・ゴダール,クロード・シャブロルらと並んで〈ヌーベル・バーグの旗手〉と騒がれた。…

※「黄金の馬車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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