黒ノ瀬戸(読み)くろのせと

改訂新版 世界大百科事典 「黒ノ瀬戸」の意味・わかりやすい解説

黒ノ瀬戸 (くろのせと)

鹿児島県阿久根市北西部の黒之浜と長島間の海峡で,東シナ海八代海を結ぶ。黒之瀬戸,黒瀬戸とも書く。幅が350mと狭いので潮流が早いので有名。風光にすぐれ阿久根自然公園に含まれている。かつては県営フェリーが往来していたが,1974年黒之瀬戸大橋が完通した。鹿児島本線(現,肥薩おれんじ鉄道)阿久根駅からバスの便がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android