黒杉村(読み)くろすぎむら

日本歴史地名大系 「黒杉村」の解説

黒杉村
くろすぎむら

[現在地名]輪島市上山町かみやままち

雑座ぞうざ村の東、男女滝なめたき川支流黒杉川上流東岸の山間に立地。中世志津良しつら大沢おおざわ村の内で推移。永徳二年(一三八二)二月一八日の志津浦時長等連署置文案(弥郡文書)に「大沢村内黒杉分」とみえ、弥郡時氏の黒杉分知行が認められている。永享一〇年(一四三八)二月九日、能登守護畠山義忠が弥郡時春に黒杉分を安堵している(「畠山義忠判物」同文書)。文安三年(一四四六)一〇月二日には義忠が黒杉分を弥郡丹内左衛門尉時賀に安堵している(「畠山義忠判物」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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