黒船躑躅(読み)くろふねつつじ

精選版 日本国語大辞典 「黒船躑躅」の意味・読み・例文・類語

くろふね‐つつじ【黒船躑躅】

  1. 〘 名詞 〙 ツツジ科の落葉低木。朝鮮、中国東北原産で、まれに栽培される。高さ二~五メートル。枝は通常三分枝し、葉は大型の長倒卵型で、五枚が輪生する。五月の初め頃、葉に先立って二~七個の花が、シャクナゲのように集まって開く。花冠は径五~七センチメートルで、淡紅色濃色斑点がある。雄しべは一〇本で、長さがふぞろいになっている。花後、長さ一~一・五センチメートルの卵形の蒴(さく)をつける。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android