黒門前上野役人屋敷(読み)くろもんまえうえのやくにんやしき

日本歴史地名大系 「黒門前上野役人屋敷」の解説

黒門前上野役人屋敷
くろもんまえうえのやくにんやしき

[現在地名]台東区上野うえの四丁目

上野仁王門前御家来うえのにおうもんぜんごけらい屋敷東側分の東にあり、東は道を挟んで下谷町一丁目。かつては下谷村内の松並木であったが、宝永七年(一七一〇)に東照宮役人田中松春・宝樹院(四代将軍徳川家綱母)御霊屋掃除頭堀口忠蔵・御殿御納戸地など合計二四四坪余の拝領地ができ、俗にたけ町とよばれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android