黒鞘の(読み)くろざやの

精選版 日本国語大辞典 「黒鞘の」の意味・読み・例文・類語

くろざや‐の【黒鞘の】

  1. 未詳。黒いさやにはいった刀の意で、刀の古語「さ」にかかるという。
    1. [初出の実例]「沖へには 小舟(をぶね)(つら)らく 久漏邪夜能(クロザヤノ) まさづ子吾妹(わぎも) 国へ下(くだ)らす」(出典古事記(712)下・歌謡)

黒鞘のの補助注記

原文「久」の字が諸本とも「文」となっているが、それでは意味不明であり、また借音仮名として「文」が使われた例がないので、「久」の誤りとする「古事記伝」の説に従う。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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