鼈突(読み)すっぽんつき

精選版 日本国語大辞典 「鼈突」の意味・読み・例文・類語

すっぽん‐つき【鼈突】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 竹やり、もりなどでスッポンを突き刺して捕えること。また、それを業とする者。
    1. [初出の実例]「すっぽん突(ツキ)の竹蔵は浅香の沼へと這回る」(出典:浄瑠璃・義経新高館(1719)二)
  3. スッポンを突き刺して捕える道具
    1. [初出の実例]「妾が兄すっぽんつきを持たせてく」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))
  4. やりなどでひとつきに突き貫くこと。
    1. [初出の実例]「此竹槍で泥亀突(スッポンツキ)」(出典:浄瑠璃・三日太平記(1767)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む