鼠不捕(読み)ねずみとらず

精選版 日本国語大辞典 「鼠不捕」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐とらず【鼠不捕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鼠をとらない猫。常に飽食している猫。
    1. [初出の実例]「三毛の唐猫も猟せぬは鼠とらずといふ」(出典:浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)三)
  3. 転じて、役に立たない者、働きもないのに一日中かけあるく者をあざけっていう語。
    1. [初出の実例]「鼠取らずが地女をせせるなり」(出典:雑俳・柳筥(1783‐86)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む