デジタル大辞泉 「﨟次」の意味・読み・例文・類語 らっ‐し【×﨟次/×臘次】 《「ろうじ」の音変化》1 法﨟ほうろうの順序。出家後の年数。2 物事の正しい順序。次第。 ろう‐じ〔ラフ‐〕【×﨟次/×臘次】 仏語。出家受戒後の年数による僧の位。﨟を積んだ年次。らっし。→﨟 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の﨟次の言及 【職人】より …職人と平民百姓の分化は10世紀以降に明らかになり,11世紀から12世紀に中世の〈職人〉身分が定着する。これらの〈職人〉の中で,西国の商工民,芸能民の集団は﨟次(ろうじ)(加入年数による序列)の秩序をもつ座的な組織をなし,その職能は多くの場合世襲された。この点では非人も変わるところはないといってよい。… ※「﨟次」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」