でない(読み)デナイ

デジタル大辞泉 「でない」の意味・読み・例文・類語

で‐な・い

[連語]《断定の助動詞「だ」の連用形+形容詞「無い」》体言および体言に準じるものに付く。「である」の否定の言い方。判断を否定する意を表す。「金ですべての幸福が買えるわけ―・い」「君―・かったら、一体だれがやったのだろう」
[補説]「ではない」「でもない」という形でも用いられ、「ではない」は、日常会話では「じゃない」となることが多い。→無い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android