ベッチウシ(読み)べつちうし

日本歴史地名大系 「ベッチウシ」の解説

ベッチウシ
べつちうし

アイヌ語に由来する地名。「丁巳日誌」(再石狩日誌)に「ベツチウシ」とみえ、「チクヘツ西岸茅原にて少しの高み、地味至てよろしきが故に、蕨多く出たり(中略)此処に召連候土人ハリキラ家とシリコツ子家と二軒有。各ヘウレポ小熊の事也一疋ヅヽを養ひたり。扨此処も昔は余程人家有し由なるが、当時はチクヘツ蝦夷と云もの五軒ならでなし」という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android