ワツナギソウ(輪繋草)(読み)ワツナギソウ(英語表記)Champia parvula

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワツナギソウ(輪繋草)」の意味・わかりやすい解説

ワツナギソウ(輪繋草)
ワツナギソウ
Champia parvula

紅藻類ダルス目ワツナギソウ科の海藻潮間帯の岩上に着生するが,しばしば他の海藻にも巻きついている。太さ 0.5~1mm,長さ5~10cm,軟らかい膜質で,主軸からよく発達した枝が何本も出てその先端鉤形になっている。またさらにその枝には短い枝が分出している。日本オーストラリア大西洋に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android