五束村(読み)ごそくむら

日本歴史地名大系 「五束村」の解説

五束村
ごそくむら

[現在地名]飯山市大字豊田とよた

外様平とざまだいら西側山麓にあり、東は堀之内ほりのうち村、南は小境こざかい村の枝集落立道たつみち組、北は北条きたじよう村。

永禄一一年(一五六八)一一月二六日付の尾崎重信同重歳寄進状(尾崎文書)に、尾崎重信・同重歳が五束の諏訪社へ「五束村之内」で五〇俵寄進したとあるのが初見。慶長七年(一六〇二)森右近忠政の川中島四郡検地打立之帳(小柳文書)に「一百七拾五石壱斗六升六合 五束村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android