五百箭(読み)いおのり

精選版 日本国語大辞典 「五百箭」の意味・読み・例文・類語

いお‐のりいほ‥【五百箭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「のり」は「のいり(篦入)」の変化した語 ) たくさんの矢が靫(ゆき)に入っていること。
    1. [初出の実例]「又、背(そひら)に千箭(ちのり)之靫〈千箭、此をば知能梨と云ふ〉と五百箭(イホノリ)之靫(ゆき)とを負ひ」(出典日本書紀(720)神代上(水戸本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android