勇土村(読み)おんつちむら

日本歴史地名大系 「勇土村」の解説

勇土村
おんつちむら

[現在地名]津久見市上青江かみあおえ 下河内しもがわち

河内村の東、胡麻柄ごまがら(六五七メートル)北方の青江川中流域に位置し、東は鬼丸おにまる村。江戸時代は佐伯藩領。正保郷帳御土おんつち村とみえ、田方六石余・畑方八石余、水損所・日損所で、津久見郷に属した。元禄一三年(一七〇〇)の国東速見大分海部郡郷帳違目録(臼杵藩政史料)には「津久見村之内勇土村」とあり、当無高。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android