命拾(読み)いのちびろい

精選版 日本国語大辞典 「命拾」の意味・読み・例文・類語

いのち‐びろい‥びろひ【命拾】

  1. 〘 名詞 〙 死ぬはずの命が幸運にも助かること。九死一生を得ること。
    1. [初出の実例]「さてさて貴様は仕合な人だ。今の御士が、定てゆるしはせまいとおもったに、命ひろひをさしやった」(出典:咄本・はつ鰹(1781)湯上り)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android