精選版 日本国語大辞典 「一生」の意味・読み・例文・類語
いっ‐しょう ‥シャウ【一生】
[1] 〘名〙
※竹取(9C末‐10C初)「一しゃうの恥ぢ、これに過るはあらじ」
② (「一生の」の形で) 生涯に一度しかないようなこと、生涯にかかわるようなことの意を添える。
③ やっとのことで生き延びること。→九死一生。
[2] 〘副〙 (「に」を伴う場合もある。下に打消を伴って) 全く。まるっきり。
※浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)上「我妻ならで一生に、覚へぬ男の肌触れて身を汚したか浅ましや」
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