回飲(読み)まわしのみ

精選版 日本国語大辞典 「回飲」の意味・読み・例文・類語

まわし‐のみまはし‥【回飲】

  1. 〘 名詞 〙 酒などを飲む場合、その器を順々にまわして飲むこと。
    1. [初出の実例]「まだ陽のカンカン射してゐる下で一升瓶の廻しのみをしてゐた」(出典:稲熱病(1939)〈岩倉政治〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android