小手川 道郎(読み)コテガワ ミチロウ

20世紀日本人名事典 「小手川 道郎」の解説

小手川 道郎
コテガワ ミチロウ

昭和期の醸造会社経営者,反公害運動家 フンドーキン醬油副会長。



生年
大正14(1925)年7月18日

没年
平成15(2003)年7月14日

出生地
大分県臼杵市

学歴〔年〕
七高理科卒,東京農大農芸化学中退

経歴
昭和25年小手川醬油(現・フンドーキン醬油)に入社。28年取締役工場長、45年副社長を経て、59年社長に就任大阪セメントの臼杵市日比海岸埋め立て計画に対して、公害追放臼杵市民会議議長として反対運動“風成闘争”を展開、計画を中止させるなど、異色の経営者として知られた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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