平笠(読み)ひらがさ

精選版 日本国語大辞典 「平笠」の意味・読み・例文・類語

ひら‐がさ【平笠】

  1. 〘 名詞 〙 浅くて上部の平たい笠。
    1. [初出の実例]「懸衣にて、平笠など打着て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android