彫り貫く(読み)ホリヌク

デジタル大辞泉 「彫り貫く」の意味・読み・例文・類語

ほり‐ぬ・く【彫り貫く】

[動カ五(四)]石や木をくりぬいて穴をあける。「門扉家紋を―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「彫り貫く」の意味・読み・例文・類語

えり‐ぬ・くゑり‥【彫貫】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 石や木材などに、貫き通る孔(あな)を掘る。えりとおす。
    1. [初出の実例]「五六八九寸の安の郡などを鐫貫(エリヌイ)て、〈略〉三重四重に組上げ」(出典太平記(14C後)二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android